【 ヘッドホン 音質 比較 !(7)】beats studio3 × BOSE QC35 I 対決!

ヘッドホンの特性を

見える化」していく企画7回目です!

いろんなヘッドホンの「見える化された音質」を比較して、

購入時のひとつの判断材料になれば幸いです。

今回は、

beats by dr.dre studio3 wireless 」と「 BOSE QC35 I 」の

2つのヘッドホンの「音質の違い」、

「それぞれ音質にどのような特徴」があって、

「どのような違い」があるのか、

比較していきましょう!

beats by dr.dre studio3 wireless の音質

Beats by Dr.Dre Studio3
価格 ¥33,980
形状 オーバーイヤー型
接続方法 Bluetooth
ハイレゾ ×
ノイズキャンセリング機能
連続再生時間(NC-OFF) 40時間
連続再生時間(NC-ON) 22時間
重量 260g

このヘッドホンに指定音源で

一定・同一条件下で測定します。

※測定方法は最後に記載しておきます。

スムージング結果から示します。

測定結果(スムージング)

では比較対象は、

BOSE QC35 I の音質

BOSE QC35 I
価格 ¥29,800
形状 オーバーイヤー型
接続方法 Bluetooth
ハイレゾ
ノイズキャンセリング機能
連続再生時間(NC-OFF)
連続再生時間(NC-ON) 20時間
重量 240g

このヘッドホンに指定音源で

一定・同一条件下で測定します。

同様にスムージング結果です。

測定結果(スムージング)

両方とも、人気のヘッドホンですが、

音質の違いはどのようになっているでしょうか。

比較してみよう!

音質・データ比較

では、それぞれの音域にわけて見ていきます。

①低音域

この2つの特性を比較してわかりますが、

両方とも音圧レベルは同じくらいですが、

周波数の山の位置が異なっています。

これは、際立たせる音の違いがある

ということです。

特に、違いがあるのは、10Hz以下の部分

「beats」は際立って音圧レベルが高くなってます。

体に響くような重低音を楽しめるモデルですね。

どちらも重低音を重視するモデルですが、

それぞれ、特徴があって、

好みで選ぶとよいでしょう。

②中音域

こちらも、大きく違いがでています。

中音域の230Hzまではおおよそ同じですが、

230Hz~1kHz間は、

「beats」のほうが、

圧倒的に音圧が高くなっています。

③高音域

高音についても、

中音域同様で、

「beats」のほうが、

圧倒的に音圧が高くなっているので、

繊細な音が聞き取りやすくなっています。

どのような違いがあるか

beats by dr.dre studio3 wireless と BOSE QC35 I について

今回、両方とも人気の「beats」と「BOSE」の

ヘッドホンを比較してみました。

違いが非常に明確に現れています。

beats by dr.dre studio3 wireless」は

低音域と高音域がメリハリをつけて、

チューニングされているヘッドホンです。

例えば、フラットな音源でも、

ドラマチックに聴かせるための

チューニングがされていると思います。

より低音で響かせ、

より繊細な高音を明瞭に、

的な感じでしょうか。

対して、

BOSE QC35 I」は「beats」に比べて

高音域の音圧は低いので、相対的に見た場合、

同じ音量で聴くと、低音がやけに際立つモデル

といえます。

言い換えると、

高音のシャカシャカが苦手な人は、

「BOSE QC35I」を選んだほうがよい

思います。

これはあくまで私個人の感想なので、

感じ方はそれぞれ異なります。

今回の測定データを見ながら、

ヘッドホンを買うときの参考になれば幸いです。

それでは、よいヘッドホンライフを!

測定方法

バイノーラルマイク(Roland バイノーラルマイク CS-10EM)

ダミーヘッドを使って、可聴域周波数を測定します。

使用音源

 The Romantic SAX Masashi OHSIRO ドビッシー:

 亜麻色の髪の乙女(DSD)

測定環境

 無音質でスペクトラムツールで測定

測定条件

 音圧を同一設定で、測定単位はSPLとする

ヘッドホンカバー完成形「EarTouch」!

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