前回、3種類のカバーについて、
ノイズキャンセリング機能の効果劣化具合の
データ取得しました。
ランキングをみていきましょう。
周波数特性比較
では、それぞれどれほど
NC効果を劣化させているのか
を見える化してみましょう!
※以下、NCカバー無しの周波数特性は、3つとも同データを使用します。
3位 mimimamo 6点
NC効果劣化状況(mimimamo)
・全体的に、音質劣化が高め。
総括:
オーバーイヤー型ヘッドホンに装着すると、オンイヤー型になってしまうため、
ノイズキャンセリング機能の恩恵が得られにくい。
生地質感はよい。
2位 LL教室用 12点
NC効果劣化状況(LL教室用)
・劣化箇所が限定的。高域周波数部分が劣化。
総括:
カバー生地自体が引き締まりがないため、ベロベロになる。
音質劣化は3つのカバーの中間レベル。
使用時の締め付けのゆるい生地と、鮮やか過ぎる緑色の生地
が好みに合えば良いでしょう。
1位 Geekria 18点
NC効果劣化状況(Geekria)
・3つのカバー内では、比較的劣化が低め。
総括:
オーバーイヤー型ヘッドホンとして機能を成すための、
開口部は一応存在しているため、
ドライバから直接音を拾うことができる。
生地は靴下のようなので、毛玉ができやすい。
ちょっとした反動で、カバーが外れやすい。
最後に
如何でしたでしょうか。
ワイヤレスヘッドホン用カバーとして、
現存しているカバーの
周波数特性を丸はだかにしてきました。
見た目判断で使用すると、
せっかくのノイズキャンセリング効果が
得られないようなことにもなりかねません。
カバー選択の際の一助になれば幸いです。
次回からは、
これらの欠点を改善して、
オーバーイヤー型ヘッドホンカバーを自作研究していきます。
お楽しみに!
次回自作カバー編です↓
カバーを自作してみる(1)【閲覧注意】自己責任で閲覧可